通学自転車に求められるのは、安全性と機能性。
そんなのわかってる。でも、それだけじゃ満足できない。
おしゃれさも欲しいんです!
という方向けに、おすすめの自転車を紹介していきたいと思います。
そもそも通学自転車ってどんなの?
通学自転車はこうだ! という決まりは特にありません(学校でルールがあるなら別です)。
一般的には、シティサイクル(かご付きのいわゆるママチャリ)をイメージされる方が多いと思いますが、最近はスポーツサイクルが広く普及しており、クロスバイクやミニベロに乗る学生もいます。
※スポーツサイクルはスタイリッシュな外観がかっこいいですが、基本的に鍵は付属していません。別途、購入する必要がありますのでご注意ください。
大切なポイント
サイズが合うこと、安全であることが第一!
サイズが合っていて、安全性が確保された自転車であることが第一条件です。
これを満たしていれば、自転車のタイプはママチャリでも、クロスバイクやミニベロでもお気に召す自転車に乗るのが一番です。
たとえ、昔ながらの普通のママチャリタイプであったとしても、一切のメンテナンスを放棄した自転車や安全性に疑問ある自転車は、大切な子供を乗せるのに相応しくありません。
※注:どんな自転車でもいいという旨を書きましたが、車道を疾走するロードバイクのような自転車は、事故に遭う危険性が増しますので通学用途には合わないでしょう。自転車がというよりも乗り方がですが。
安全かどうかの一つの基準として、BAAマークがあります。これは自転車協会が定める自主基準「自転車安全基準」に適合したことを示します。有名メーカー製であれば、基本的についているものです。取得するにも費用がかかるものですから、安価な自転車には付いていない場合も多いです。ないからといって一概に安全性に問題ありというものではありませんが、指標の一つとしてお考えください。
カゴの有無は、用途に応じて
昨今は物騒になったもので、カゴに荷物を突っ込んでおくとひったくりに合ってしまう危険性があるため、貴重品を入れるべきではありません。
背負うタイプのバッグを使う学生が多く、カゴはほとんど使わないという学生も多いでしょう。自分がそうでした。
そういう学生には、カゴは必須ではありません。
むしろ、カゴがないと少し軽くなるので、毎日の通学が少し楽になります。
ただし、背負うのが辛い荷物(部活で使う貴重品ではない用具など)を持ち運ぶ機会が多くなりそうな学生は、カゴ付きを選ぶべきです。
使う頻度は少ないけれど、もしものためにと考える方には、フロントキャリアが付いている自転車がおすすめです。荷物をロープで固定することもバッグを括りつけることもできますし、カゴの後付けも容易にできます。
泥除け(マッドガード)は必要
通学に使う自転車は、晴れの日だけでなく雨の日にも使います。
泥除けが付いていないと、跳ね上げる泥水で服が汚れてしまいます。
水溜まりに入ったりすれば、泥水は背中まで届きます。
通学自転車に泥除け(マッドガード)は必須と言えます。
着脱が簡単に行える泥除けもありますが、突然の雨や付けるのを忘れてしまった場合に困ってしまいますので、通学自転車には常時付けておくタイプが望ましいです。
変速機(ギア)はあると便利
通学ルートにはちょっとした坂道はあるでしょうし、毎日通学していると風が強い日もあるでしょう。暑い日や寒い日で早く着きたいと思う日もあるでしょう。
変速機(ギア)があると快適に楽に速く走ることができます。
平坦な道で距離も短いという方には必須ではありませんが、付いていると絶対に便利な機能です。
きつい坂道が長い距離続くという方には、お値段は高くなってしまいますが、電動アシスト付き自転車もおすすめです。
お値段は高くなってしまいますが、毎日のことを考えると安いものかもしれませんね。
自転車の相場
自転車はピンキリあります。
いい性能、一流自転車メーカー製は高いですし、ノーブランドの自転車は安いです。
その境目はだいたい5万円くらいにあります。
一流自転車メーカーのものを買う場合、最低でも5万円以上が必要となってきます。
通学自転車ということで恐らくは買ってもらう立場でしょうから、スポンサーにそんなに高いものは要求するのは難しいですよね。
出してもらえて4、5万円くらいといったところでしょうか?
ご家庭によりますので、もっと少ないという方も、もっと多いという方もいるでしょう。
ちょっと一流メーカー製は無理だなぁという方は、大手自転車ショップのオリジナル品という選択肢がおすすめです。
それならば、5万円以下でもなかなかの性能の自転車を手に入れることができます。
選択肢も豊富ですので、好みに合うおしゃれな自転車も見つかることでしょう。
メーカー製自転車のおすすめ(約5万円以上)
信頼のブリヂストン製
BRIDGESTONE(ブリヂストン)は、言わずと知れた日本を代表する自転車メーカーです。通学自転車と言えば、ブリヂストンというイメージをお持ちの方も多いかと思います。
ノーブランドの自転車に比べれば高くはありますが、安全性に信頼をおけるメーカーですし、ラインナップも豊富です。
その中から、おしゃれさを兼ね備えた、通学にも適した自転車を3台ご紹介します。
おしゃれ&スポーティなメーカー製
ミニベロ、クロスバイクに関しては、こちらの記事にて国内/海外メーカー製のおすすめを紹介しています。ご覧ください。
ショップオリジナル自転車のおすすめ(約5万円以下)
cyma(サイマ)
日本最大級の自転車通販サイトです。
最近はCMも行っていますので、ご存知の方もいるかもしれません。
通販でも安心して買えるサービスを揃えているのが特徴です。
cyma primer | |
---|---|
ショップ名cymaの名前を冠する人気のクロスバイクです。 低価格ながらアルミフレーム、Vブレーキ採用。ただ、タイヤの太さは40Cでママチャリと変わりません。 快適さが損なわれてしまうという残念ポイントではありますが、逆に段差を超えたりしやすいという利点でもあります。 スポーツサイクルのタイヤの細さは少し心配という方におすすめです。 | |
カゴ | なし |
泥除け | オプション |
鍵 | なし |
変速機 | 7段変速 |
サイズ | 700C(適応身長:157cm~) |
カラー | アーバンホワイト、ストリートブラック、アイアンブルー |
重量 | 13.2kg |
参考価格 | 通常モデル ¥25,980(税抜) LEDライト付 ¥27,980(税抜) |
Celesteno(セレスティーノ) | |
---|---|
スタイリッシュなフレームと落ち着いた色合いは、男女問わずに乗れるデザインです。サイマの人気商品の一つです。 | |
カゴ | 標準装備 |
泥除け | 標準装備 |
鍵 | 標準装備 |
変速機 | 6段変速 |
サイズ | 27インチ(適応身長:148cm~) |
カラー | クラシックグリーン、ダークブラウン、ブラックブルー |
重量 | 18.72kg |
参考価格 | ¥24,780(税抜) |
グランディーノ | |
---|---|
女性らしいデザインの上品なデザインのシティサイクルです。カゴが可愛らしく印象的です。こちらもサイマの人気商品の一つです。 | |
カゴ | 標準装備 |
泥除け | 標準装備 |
鍵 | 標準装備 |
変速機 | 6段変速 |
サイズ | 26インチ(適応身長:144cm~) |
カラー | ブラウン、ホワイト、レッド |
重量 | 20.5kg |
参考価格 | ¥25,800(税抜) |
ご覧になりたい方は、サイマ公式サイトへ
サイクルベースあさひ
日本最大手の自転車専門店です。全国展開(一部の県を除く)していますので、ご存知の方も多いでしょう。
最近は、ネット通販はもちろんのこと、店舗数を活かした『ネットで注文、店舗で受取』サービスを展開し、好評を得ています。
なお、あさひは税込価格表示をしており、消費者目線であることが伺い知れます。
フェリーク -I | |
---|---|
スカートでも乗り降りしやすい、あさひオリジナルのフレーム。 あさひの通学自転車おすすめモデルです。 | |
カゴ | 標準装備 |
泥除け | 標準装備 |
鍵 | 標準装備 |
変速機 | 6段変速 |
サイズ | 26インチ(適応身長:145cm~) |
カラー | ホワイト、ディープブラウン、ピンク |
重量 | 20.7kg |
参考価格 | ¥34,980(税込) |
最後に
お気に召す自転車はあったでしょうか?
通学用の自転車は、移動手段と割り切ってしまっても支障ないものですが、毎日使う使用頻度の高いものです。
折角ですから、満足のいく一台を入手し、楽しい学生生活をお送りください。
「大きくなったら、パパとサイクリングがしたいな♪」
笑顔の子供と、楽しいサイクリングを!