子供の成長に伴って、不要になった自転車
2014年に購入した、ルイガノ(LOUIS GARNEAU)キッズ J16。
2人の子供で乗り継いで計4年間お世話になり、思い出がいっぱい詰まった自転車です。
その自転車も子供の成長に伴い、遂に役目を終えました。
少し寂しくはありますが、新しい自転車に乗り換えるために処分することにしました。
今回、この自転車を売却するまでを体験記としてまとめましたので、これから子供の自転車を売ろうと考えている方の参考になれば幸いです。
捨てるより、やっぱり売却
まずは、不要になった子供の自転車の処分方法を決めねばなりません。
粗大ゴミとして捨てるという方法はありますが、せっかくなら売却して次の自転車購入の足しにしたいところです。
自宅の近くには、子供の自転車を買取してくれる店舗が3つあります。
- 自転車買取専門店 バイチャリ(buychari)
スポーツサイクルの買取専門店です。子供の自転車であっても、スポーツサイクルメーカーであれば買取してもらえます。 - セカンドストリート(2nd STREET)
店舗数も500以上、WEB買取もしている全国展開のリサイクルショップです。
もちろん、子供の自転車も買取してくれます。 - ハードオフ(HARD・OFF)
リサイクルショップのリーディングカンパニー的存在です。店舗数も多く、最も有名なリサイクルショップと言ってよいかもしれません。当然、子供の自転車も買取してくれます。
ヤフオクやメルカリなどのネットオークションも考えましたが、受け渡しも面倒な上、すぐに売れるかわからないので、この3店舗を回ってみることにしました。
子供自転車を買取・売却できる場所については、こちらの記事にまとめてあります。参考にしてください。
自転車を売却する準備
自転車を売るにあたって、やっておくべきことがあります。
防犯登録カードを準備
リサイクルショップは、防犯登録を抹消した自転車しか買取してくれません。盗難自転車を買取してしまってはマズイですからね。
防犯登録の抹消処理自体はリサイクルショップで行ってもらえますが、そのために『防犯登録カード』と身分証明書を用意しておく必要があるのです。
防犯登録カードは、防犯登録をした際の控えの用紙です(防犯登録の管轄は都道府県で別になるため、少し違っているかもしれません)。
もし失くしてしまった場合も代用方法がありますので、心配しなくても大丈夫です。防犯登録をした都道府県の防犯協会HPを見ましょう。
すっかり存在を忘れていた防犯登録カードですが、幸いにも簡単に見つけることができましたので、リサイクルショップへの売却準備完了です。
個人売買する場合にも、防犯登録の抹消は必ず行いましょう。
でないと、購入者が防犯登録をすることができませんし、もしもその自転車で事件や犯罪が起きた場合に思わぬトラブルに遭ってしまうケースもあります。
防犯登録の抹消ができる店舗は、防犯登録をした都道府県の防犯協会HPにみましょう。基本的には警察署や自転車ショップなどで行えます。
少しでも高く売るために
付属品を集める
説明書や付属品を準備しました。
無くても売ることはできるでしょうが、当然あった方が査定は良くなるでしょう。
ゲームソフトなんかは箱無しになるだけで、大幅安値になってしまうくらいですからね。自転車はそこまでではないでしょうが、やっぱりあったほうが良いと思います。
かるく汚れを落としてキレイに
感謝の意味も込めて、手間にならない程度に汚れを落としておきました。
どこまでの意味があるかはわかりませんが、小汚い自転車よりも査定がよくなるかもしれません。
相場を軽く調べる
メルカリ、ヤフオク、ジモティーで、同じタイプの自転車がどのくらいの価格で取引されているかを軽く確認しましたが、入札自体少なく、結局、相場を掴むことはできませんでした。
オークファンなどを使って相場検索をしてもよかったのですが、今回はリサイクルショップに持ち込むと決めていましたので、そこまではしませんでした。
いざ、売却へ
3月某日(日曜日)、天気は快晴。
自転車を売却に出掛けます。
これまでの服などを売ってきた経験から、ハードオフが一番高く売れそうなイメージがあったので、
- バイチャリ
- セカンドストリート
- ハードオフ
の順番で行ってみることにしました。
売却する自転車
改めて、売る自転車について説明しておきます。
ルイガノ(LOUIS GARNEAU) J16
室内保管(土間&物置)だったため錆びはなく、年数は経っているものの状態はなかなか良い方だと思います。
2人の子供で使いましたし、休日によくサイクリングをしていましたので、おそらくかなりの距離を走っていますが、転んだ時の傷がフレームとサドルにあるくらいです。
あと、自転車のベルは転んだ拍子に壊れたので、ダイソーのベルに交換しています。
高く売れるに越したことはありませんが、たしか当時の買値が2万数千円くらいだったと思うので、5,000円くらいで売れればいいかなという程度の希望で行くことにします。
まず、バイチャリへ
12時30分頃に入店。
買取査定をお願いしましたが、先客があり2台待ちということで40~50分待ち。
軽く自転車の状態を見て頂いて「これなら金額が付きそうだ」ということでしたので、自転車、付属品、防犯登録カードを預け、近くのレストランでお昼を食べて待つことにしました。
お腹も満足して結果を聞きにいくと、査定はまさかの500円!
バイチャリはスポーツサイクルの買取専門店ですから、子供の自転車はあまり需要がないのかもしれませんね。
店員さんにも「リサイクルショップの方が高く売れるかもしれません。」というお言葉を頂いて、次のセカンドストリートに行くことにしました。
ちなみに、バイチャリの店員さんの対応は丁寧で親切でした。今回の自転車は高値がつきませんでしたが、全部がそうではないと思います。大人用のスポーツサイクルでは結果はまた違ってくるかもしれません。
次に、セカンドストリート
14時頃に入店。
査定をお願いするが、買取価格20%UPキャンペーン中のためか混雑しており、1時間30分待ちとのこと。
自転車、付属品、防犯登録カードを預け、電話番号を伝えて一旦帰宅することに。
自宅でゆっくりしていると、聞いていた時間より少し早く「査定が終わりました」との連絡あり。
バイチャリで500円だったし、よくて2,000~3,000円くらいかなぁと思いつつ、再入店。
結果を聞いてみると、予想を大幅に超えて査定は7,200円(6,000円+買取20%UPアップキャンペーンにつき1,200円)。
3,000円くらいならハードオフにも行ってみようと思っていましたが、即決で決めてしまいました。
ハードオフの買取金額も気になるところでしたが、また査定時間を待つことになるでしょうし、これより高値が出るとも限りません。希望金額の5,000円を超えたのでOKです。
買取を決めた後は、セカンドストリートで用意してくれた自転車防犯登録抹消届に記入し、自転車、付属品、防犯登録カードを渡して終了です。
売却の手続きは簡単で、すぐに終わりました。
感想
満足する値段で売ることができました。
もしかしたら、別のリサイクルショップに行くともっと高く売れた可能性もありますが、手間を考えると十分な結果です。
今回売ったルイガノ キッズ J16は、2人の子供で十分に使った自転車です。
それでもこの金額で売れたのは、有名メーカー製というところが大きいかもしれません。
子供の自転車は成長にしたがって、そのうち乗れなくなってしまいます。
安いノーブランドの自転車を乗り潰して繋いでいくという方も多いと思いますが、本格的な自転車メーカー製の自転車を大切に乗って不要になったら買取してもらうというのもいい方法だと思います。
「大きくなったら、パパとサイクリングがしたいな♪」
笑顔の子供と、楽しいサイクリングを!