IRの内容
2017.7.3、「サイクルベースあさひ」を展開する「株式会社あさひ」から『LOUIS GARNEAU(ルイガノ)』『GARNEAU(ガノー)』の日本総販売代理権を取得したとのIRが発表されました。
「サイクルベースあさひ」の 平成29年7月3日 のIR
:「LOUIS GARNEAU」「GARNEAU」の日本総販売代理権取得のお知らせこの度、高いデザイン性から女性層にも人気がある『LOUIS GARNEAU』と、プロ仕様 の本格的な設計がサイクリストから支持される『GARNEAU』の日本総販売代理権を取得 することにより、スポーツサイクル愛好者の裾野を広げ、スポーツサイクル普及への 取り組みをより一層進めてまいります。なお、両ブランドの 2018 年モデルと今後の具 体的な展開につきましては、本年 10 月頃に発表を予定しております。
出典:サイクルベースあさひ「『LOUIS GARNEAU』 『GARNEAU』 の 日本総販売代理権を取得のお知らせ」
このページをご覧になっている方は、説明不要かもしれませんが、
「サイクルベースあさひ」は、東証一部上場(銘柄コード:3333)の株式会社あさひが全国展開する自転車専門店です。店舗数は、2017.7.3時点で450店舗になる大手自転車専門店ですので、ご存知ない方は少ないのではないでしょうか。
「LOUIS GARNEAU(ルイガノ)」と「GARNEAU(ガノー)」は、自転車のトラック競技選手で、オリンピックのカナダ代表にもなったルイ・ガノー氏が立ち上げたブランドです。日本では有限会社アキコーポレーションが商標使用許可を得ています。ルイガノは街乗り向きなスポーツサイクルとして、アキコーポレーションが商標使用許可を得て、企画、開発しています。ガノーは競技向きなスポーツサイクルとしてルイガノ本社から輸入販売しています。
ガノーは本格的な競技向け自転車なので目にすることは稀ですが、ルイガノは街を歩いていると、よく見かける大人気のオシャレな自転車です。本サイトでも、子供用自転車のおすすめとして紹介しています。
正直、びっくりしました。以前から、あさひ から ルイガノの限定モデルを発売したりはしていましたが、、、
ルイガノは、2017年モデルから対面販売の義務付けが始まる等、少し変えてきたなと思ってはいましたが、今回の件が関係していたのでしょうか。
これまでの「あさひ」と「ルイガノ」の関係
共同で開発した電動アシスト自転車を発売 [2016.9.12]
これもびっくりでした。スポーツサイクルでなく、電動アシスト自転車でしたので。電動アシストと言えば、快適なママチャリという認識でしたので、あーそうきたかと。
現在、2種類が展開されています。
- シティサイクルタイプの「LGS-EA26」
- ミニベロタイプの「LGS-EA20」
一見、電動自転車には見えないおしゃれ自転車です。
カラーも、EA26はカフェベージュ/マットカーキ、EA20はLGホワイト/スモークブルーというおしゃれ感のある名称になっており、他の電動自転車とは一線を画してしています。全体的にクラシカルなデザインとなっており、ハンドル部分がレザー調になっているところがカッコいいです。
デザインと利便性を兼ね備えたオプションパーツも用意されています。
機能面でも、長寿命の8.9Ahリチウムイオンバッテリーを搭載しており、電動自転車として十分な機能を持っています。
価格も、EA26が¥129,980、EA20が¥124,980 と他の電動自転車と同程度であり、魅力的な商品と言えます。
公式の特設ページをご覧になりたい方は、下記バナーをクリックください。
ルイガノ × あさひの限定モデルを販売 [2015~]
2017年モデルは、女性向けを中心に4種類展開されています。
- 女性向けクロスバイクの「LGS-AST」
- 女性向けロードバイク「LGS-ASWSR」
- エントリークロスバイクの「LGS-TR LITE EA」
- ミニベロの「LGS-MA2」
ルイガノはそのおしゃれさから女性が乗っている姿をよく見かけますので、納得のラインナップですね。売れそうです。
女性向けと銘打って商品展開をするブランドは、そんなに多くないかと思います(TREKは女性用を展開していたかと思います。それと子供用の自転車ではボーイズとガールズで2種類展開しているメーカは多いですね)。
女性が好むかわいらしさを残しつつも、スポーティーでカッコよくおしゃれなデザイン、カラー展開となっています。
フレームのラインナップも女性に合わせ、145~150cm程から乗れるサイズを用意している点も抜かりないです。
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今後の展開を予想
「あさひ」が「ルイガノ」、「ガノー」の日本総販売代理権取得することでどう変わるのでしょうか?
IRに、” 2018 年モデルと今後の具体的な展開は10月頃に発表予定” とありましたので、楽しみに待つこととして、今後の展開を予想して楽しみましょう。
<サイト主の予想> ※根拠は何もありません。単なる妄想ですのでご留意を。
- ルイガノの独占販売
もしそうなったら、インパクトありそうですね。ルイガノと言えば結構数売れているようですし。 - ルイガノ×あさひのオリジナル自転車の大量投入
これは間違いなくあるでしょう。現時点で、電動自転車やスポーツサイクルのコラボモデルはありますし。自由にカスタムできる自転車、豊富なおしゃれオプションパーツ販売なんていうのがありそうな気がしますね。
もう一歩進んで、オーダーメイドの自転車なんてどうでしょう。構成パーツやカラーを自由に選べるとか。 - ルイガノ×あさひのオリジナルサイクル用品の販売
ルイガノとコラボしたヘルメットや鍵、ベル等、サイクル用品なんていうのも出してきそうな気がしますね。そして、かなり売れそうな気がします。 - レンタルサイクルサービスの提供
あさひの全国450店舗を活かし、ジャイアント(台湾の大手自転車メーカー)ストアのようなルイガノ、ガノーのレンタルサービスを行うとか。別のあさひ店舗への返却もOKなんていうサービスがあると、需要があるかもしれないですね。
最後に、
IRには ”業績への影響は軽微です” というお決まり文句? がありましたが、実は結構ありそうな気がするのは、サイト主だけでしょうか。
2017年度決算を見ると、売上高:約510億円、経常利益:約35億円という好調な業績ですから、確かに影響を与える程ではないということなのでしょうが、ぜひ今後に期待したいところです。
「大きくなったら、パパとサイクリングがしたいな♪」
笑顔の子供と、楽しいサイクリングを!