サイクルトレイン「B.B BASE」 2018.1.6 運行開始!
2018年1月6日、東京 両国駅と千葉を繋ぐ、サイクルトレイン「B.B BASE」が運行開始となります。
TVや各種メディアでニュースとして取り上げられており、注目度の高さがうかがえます。
B.B BASE とは?
B.B.BASEは、BOSO BYCYCLE BASE(房総バイシクルベース)の略称です。
コンセプトは、『房総の各地を、バイシクル(自転車)で、駆け巡るためのベース(基地)』。
車両の外装にはロードバイクと車両Noが描かれており、移動基地さながらのデザインとなっています。
まさに、サイクリストのために特別に用意された、サイクルトレイン(*1)です。
(*1)サイクルトレインは、自転車をそのまま持ち込める電車のことを言います。利用者の少ない時間帯、曜日にだけ、自転車の持込を許可する運用が多いです。
車内
引用元:JR東日本
サイクルラック完備
自転車を簡単操作で固定できるサイクルラック完備です。
解体する手間も、輪行バッグに入れる手間もありません。
搭載可能な自転車は、下図の通りです。
ロードバイクでも、クロスバイクでも積むことはできそうですね。
重量は15kg以下。
前・後輪の泥除けは不可とありますので、ママチャリはダメそうです。
また、泥除けが付いているミニベロも、ダメっぽいですね。
追記:2018.8.25
BBBASEには、サイクルラックに搭載できなかった自転車を緊急的に置くスペースがあります。泥除けのあるミニベロやママチャリは、この場所にロープ等で固定させて載せることもできます。ただ、台数に限りはある点、簡易的な措置ということで列車が運行中の揺れ等で自転車が転倒してしまう恐れがある点、ご注意ください。
また、「B.B.BASEバイシクルステーション(レンタサイクル)」では車内のサイクルラックに搭載可能なロードバイク、クロスバイクのレンタルも行っていますので、そちらを利用を検討してもよいかもしれませんね。
引用元:JR東日本
ゆったりとした車内スペース
6両編成の車両で、99席の広々スペースです。
普通の電車だと、270席程ですから、その広さがうかがえますね。
サイクリングの計画を話し合ったり、疲れた体を休めることもできそうです。
また、内1両は、フリースペースになっていますので、ちょっとしたメンテナンスもできそうですね。
どこに行けるの?
東京都墨田区の両国駅を出発駅として、サイクリングに適した千葉の各地をつなぎます。
佐原エリア
佐原と言えば、水郷の街。景観のよい、整備された川沿いのサイクリングロードがあります。水運で栄えた歴史ある街並みは「小江戸の佐原」とも呼ばれ、風情があります。
銚子エリア
雄大な太平洋を眺めながらのサイクリングを楽しめます。有名な犬吠埼や、屏風ケ浦などの絶景が堪能できます!
内房エリア
温暖な気候に恵まれたエリアで四季折々の風景を楽しめます。海岸沿いは道の駅やレストランなどのお店も多く、ご当地グルメも堪能できます。
外房エリア
丘陵があり、アップダウンに富んだルートも選択できます。太平洋の絶景ポイント、ご当地グルメ「勝浦タンタンメン」を堪能してみては?
どうやったら乗れるの?
普通の電車のように乗車することはできません。
JR東日本の旅行センター「びゅう」から、ツアーパッケージの申し込みが必要です。
<ツアー名>
『BOSO BICYCLE BASEで行く!BOSO Ride』
日帰りプラン、宿泊プランが用意されています。
※2018.1~3の運行は週末のみとなっており、平日は運行されませんので、ご留意ください。
一人旅はもちろん、友人、カップルでサイクリング、親子でサイクリングもイイですね。
日頃のサイクリングコースに飽きてしまった方、冒険に出掛けてみては?
JR東日本の旅行センター「びゅう」は、下記バナーをクリック。
ツアー『BOSO BICYCLE BASEで行く!BOSO Ride』をご覧ください。
「大きくなったら、パパとサイクリングがしたいな♪」
笑顔の子供と、楽しいサイクリングを!
BBBASEへのママチャリやミニベロの搭載についてですが、
台数に限りはありますが、搭載可能です。
三号車に自転車ラックに置くことのできないタイプの自転車を置くスペースや、
四号車そのものがフリースペースとなっており、
電車運行中に転倒を防止する金具や固定用緊結ロープが用意されていて、
両国駅の乗車場所現場に直接、自転車に乗って搬入してきてもらえたら、
現場クルーの指示のもと、
乗せ込み、固定、乗車していただけるよう対応する用意があります。
例えば、一人乗りママチャリだけでなく、
両国駅乗車場に、幼稚園の送迎に使用するような
家庭用2・3人乗りの幼児用カゴ付きママチャリ自転車をお持ちいただいて、
乗車から緊結・固定をして、
各訪問地にBBBASE電車で向かい、
親子で乗りなれたママチャリライド・観光・食事・入浴までを楽しむことも可能です。
二人きょうだいのご家庭では、
お父さんが3人乗りママチャリに乗って、
お母さんが持参や現地レンタルの一人乗り自転車に乗って、
現地の観光・様々に家族で楽しむことも可能です。
また当日車内に添乗するクルーからは、
それぞれのお客様の能力や嗜好に応じた、
観光やグルメも楽しめる最適コースのご案内もしています。
多くの方々にBBBASEの楽しいライドを体験していただきたいと思っています。
相馬幹広さん、貴重なコメントありがとうございました。
また、お礼が遅くなり大変失礼しました。
JR東日本にも問い合わせ、頂いた内容を記事に追記(2018.8.25)しました。
今後も様々な方が、B.B.BASEを楽しく利用して頂けたらと思います。